1. 2006Y ホンダS2000タイプV 青 1.7万KM
~お買取車紹介~
S2000はホンダ(本田技研工業)創立50周年記念として1998年に発表、翌1999年に発売されたホンダSシリーズ第4弾のオープンスポーツカーです。
※ホンダSシリーズ:ホンダが製造していたS660や、S800等のFR・MRのクーペ・オープンカーの車種
オープンカーでありながらも本格的なスポーツカーとしての性能を有し、さらに環境性能まで追及されており、平成12年排出ガス規制適合の認可を受け燃費も10・15モード燃費は、11~12km/Lとなっています。
駆動方式はホンダとして、S800以来29年ぶりとなるFRであり、搭載される2Lツインカム、もちろん可変バルブタイミング&リフト機構(VTEC)を装着したエンジンは前車軸より後方に置かれ、車体の前後重量バランスを50:50にすることに成功しています。
グレードは当初はベースのみ、2000年にVGS(可変ギアレシオステアリング)を装備したタイプVが、2002年には特別仕様車としてゴールドピンストライプ付専用ボディーカラーに、専用タン内装を組み合わせ、内外装を充実させたジオーレ、2007年に先に発表された北米仕様である「CR」の国内仕様としてタイプSが設定されました。
タイプSには専用装備として、ファブリックシート&インテリア、アルミシフトノブ、チューニングサスペンション+専用色アルミホイール、空力を考慮した前後大型エアロパーツとブラック塗装をほどこしたマットな質感の専用エンブレムをサイド/リアに装備しています。
タイプSはサーキット走行を重視した「CR」とは異なり、日常使用でのワインディング走行を重視したモデルで、従来のベースモデルよりも高速域の安定性と操縦感が向上しています。
2005年にマイナーモデルチェンジが行われ、エンジンが2.0LF20C(AP1)から2.2LF22C(AP2)に変更され、最高出力は250PSから242PSに、許容回転数は9,000rpmから8,000rpmへと落とされたものの、低中速のトルクが向上しました。
外観上の変更はなく、ホイールのデザイン変更に留められ、内装ではドアに設けられたサイドポケットの変更のほかに、メーターに時計と外気温表示が追加されました。
ホンダが29年振りに製造するFR車として当初は注目を集めましたが、その注目度とは裏腹に国内向け販売台数は10年間でわずか2万台あまり(世界累計販売台数は約11万台)と希少なお車で、年々その価値は高まってきています。少しでもご興味のある方は是非、お早目のご購入をご検討ください。